広瀬絣技術保存会

製作工程

05 正藍染 Natural indigo dyeing

布海苔(ふのり)付け


  • 糸をふのりに浸し絞る

  • 床打ちして糸をほぐす

藍甕に入れる前に糸に布海苔を付けます。

浸染・床打ち


  • 藍甕で浸染

  • 繰り返し染重ねる

  • 糸を打ち付け酸化を促進

藍甕に竹に通した糸を浸し、糸を操りながら充分に藍液を浸透させてから絞ります。藍は空気中の酸素に触れ発色定着するので、床打ちをして糸束の中まで空気を入れます。それを繰り返して(20回〜30回)染め上げ、干します。

天日干し

絣解き


  • 絣括りの結び目を切る

  • 括りを解いた状態<白い部分>

絣糸を張り、括り部分を解きます。

灰汁(あく) 出し


  • 80°位の熱湯に入れ放冷

  • 脱水した後に竿に干す

熱湯に浸し灰汁を抜きます。冷めてから水洗、脱水をして干します。